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6か国語を勉強する

  • Y(イグレック)
  • 2013年5月25日
  • 読了時間: 3分

めぐちゃんはかわいらしい見目にプラスして、かなりの才媛です。


英語・イタリア語・フランス語・ドイツ語・北京語をお勉強なさっています。

母国語は日本語のみだそう。


なぜこんなに?とお思いかもしれませんが、

バレエでは用語がフランス語、

声楽(オペラ)では用語がイタリア語・ドイツ語、かつ歌詞がイタリア語・フランス語・ドイツ語、

北京と上海に行く際の最低限のコミュニケーションにと北京語(中国の公用語)。

と、こういう経緯でお勉強するきっかけがあったそうです。


めぐちゃんは学校の成績も優秀で、特に文系科目はほぼいつも学年トップだったそう。

素養はあったんでしょうね。


大好きで勉強しているものの発祥の国の言葉をきちんと理解したい、

というモチベーションがあったそう。

それに、

『例えば、演歌を歌う外国人さんの日本語の発音がいまいちだったら、

その歌の心がぼやけてしまうように、

日本人が外国の歌を歌うときだって、やっぱり正確な発音じゃないと、

肝心の歌の内容がぼやけてしまう。』

と、お考えになっているそうです。


プロならあたりまえ、なのかもしれませんが、

文化や国へのリスペクトが根底にあるこの考え方は、すごく素敵だと思いました。


実際に、台詞や歌詞でその成果を耳にしましたが、発音の美しさが本当にハイクオリティ。


特に「集団行動」という作品では全編英語台詞のルーシーという役を演じておられましたが、

ネイティブ・・・?と思ってしまうくらいクリアで聞きやすい発音でした。

更に、動きやちょっとした感嘆詞なんかもアメリカ人の女の子の特徴をよくとらえていらして。

コメディーだったのですごくキュートで、でも中の人の才覚をひしひしと感じる演じっぷりでした。


歌詞では、英語・イタリア語・フランス語・ドイツ語を聴いたことがあるのですが、

私がこれらの言語はなんとなくしか分かっていないからかもしれませんが、

もうなんの違和感もなくその国の人が歌っているよう。


めぐちゃんが声楽を習い始めたのが15歳の時なので、

一つ一つの単語の意味を調べて、文法をさらって・・・と地道に取り組んだそうです。

それとプロのレコーディングを延々リピートで聴き続け、耳を慣らし、

何度も繰り返し発音することで、口を慣らし・・・

とこつこつ積み上げたそう。

これを、五か国分。


努力の人なんですよね、本当に。


しかも披露する場では、華やかに堂々と披露してくれるから

知らない者が聴けばそんな影の努力はさらっと流されてしまう。


白鳥は水面下で必死にバタ足をしている、なんてよく例えられますが、

本当にそういう印象です。


膨大な時間と労力を地道な稽古や努力で費やしてこその、

あの華やかな表舞台かと思うと、

本当に頭が下がるし、こんな頑張り屋さんの才媛がいることを知れて良かったなと思います。

心配になってしまうくらい努力家で、完璧主義なところ、

私は本当に尊敬しています。



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