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多才と器用貧乏と

めぐちゃんは主な洋舞をほとんど踊る事が出来ます。

キャリアの最初はクラシックバレエからですが、その後

モダン・ジャズ・コンテンポラリー・ヒップホップ・タップ・・・

と、全然違うジャンルを踊るために大変な修行をされているのを、

私はずっと応援してきました。


『ポアントでもヒールでもスニーカーでも裸足でも踊れます!』


と言うのがめぐちゃんの強みです。


更に、歌唱も。

高校生の時から声楽を、23歳からポピュラーヴォーカルをお勉強されています。

もちろん楽典も。


ダンスのお稽古が週に5日、声楽のお稽古が週に1日。

とびきり大変な青春時代だったことでしょう。


ですがその甲斐あって、

めぐちゃんが演じたことのある役を挙げると、

「スイート・チャリティー」のタイトルロール

「マンマ・ミーア」のソフィ

「ミー&マイガール」のビル(男役!)

「ウエストサイドストーリー」のアニタ

「レ・ミゼラブル」のコゼット

「キャッツ」のグリザベラ

「RENT」のミミやモーリーン

「オペラ座の怪人」のクリスティーヌ


そしてオペラは、

「トゥーランドット」のリウ

「ラ・ボエーム」のミミ、ムゼッタ

「ランメルモールのルチア」タイトルロールルチア

(狂乱の場があまりにも有名、コロラトゥーラ最難関のひとつです)

「椿姫」のタイトルロールヴィオレッタ

「カルメン」のタイトルロールカルメン

「セビリアの理髪師」のロジーナ

(こちらもコロラトゥーラ最難関のひとつですね)

「魔笛」の夜の女王

(言わずもがな、ソプラノ最高音hihiFの出てくる作品のひとつ)


音域がE3からF6、というあたりでお察しかと思いますが、

幅が広いだけでなく声色のコントロールも巧み。


『器用貧乏なんですよ』、とご本人は笑っていらっしゃいましたけど、これは凄いこと。


めぐちゃん一人いれば公演出来ちゃうって事ね、と言えば、

『実際は作品中で一人で何役もは出来ませんから、

色々練習させていただいている、というだけの事なんですよー💦』

とおっしゃってましたけど。

どのポジションでも演じきる人なんですよね。

可憐なヒロインも、悪女も、コメディー担当も。


演出や構成や振付や衣装デザイン、裏方業もなんでもこなすめぐちゃんだからこその、

広い視野による功績なんだなあと思います。


俯瞰して、どの立ち位置なのかなというのを判断して、完璧に演じきる。


主役をやらせても、脇役をやらせても舞台上で目を引き、光る人です。

そしてその為に、すごく努力をしてきた人なんです。



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